相続人の中に行方不明者がいた相続の事例
相談時の状況・問題点
疎遠だった妹さんの預貯金相続で相談に来られました。
区役所からの連絡で妹さんが亡くなったことを知り、妹さん名義の預金通帳を区役所の方から預かったのはいいのですが、いざ預金の相続手続きをするとなると、行方不明の相続人(甥)がいたりと、いくつかの問題がありました。
当事務所からのご提案・解決方法
相続人調査の結果、相続人となるべき兄弟、甥姪が多数いた為、1人ずつ連絡をとり、相続手続きにご協力いただくよう要請しました。
また行方不明になっている相続人については、当事務所の代表を候補者として不在者財産管理人選任の申し立てをし、相続人全員と遺産分割協議を成立させ、無事に預金300万円につき相続手続きを完了しました。